年始に食べすぎたあなたに。毎日食べたいみかんの薬膳

ふるさと納税で、みかんを10㎏買いました。
(ちなみに買ったのは、生まれた場所であり父と母の住む長崎のみかん。美味しかったので一応リンクはこちら

ひとり暮らしで初めて買った箱みかんは大迫力。みんなにおすそ分けしまくっています。

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長崎から届いたみかん

これからは毎年箱買いしようかしら、と思うぐらい、日々の生活にみかんが欠かせなくなっています。本当に一日1~3個食べています。どうせなら「体にいい」と思いながら食べた方がお得。(おい)
そんな思いから、今日はそんなみかんの薬膳と栄養のお話。

みかんの薬膳 年末年始の暴飲暴食でお疲れの胃に

みかんの旬:12月~3月頃(極早生、早生やハウスみかんは時期がずれます)

五味:甘・酸
五性:涼
帰経:脾・胃・大腸

薬膳的なはたらき

食欲不振や、口の渇きを改善すると言われています。具体的には
開胃:胃のはたらきを正常にして、食欲を促す
理気:気の巡りを良くして、うつうつ、イライラ、ため息、おなかの張り、食欲不振、月経痛などを軽減
潤肺:咳を沈めたり、痰を吐き出しやすくする
止渇・生津:体の潤い不足による乾燥の症状を緩和させる

年末やお正月に食べすぎてしまって疲れている胃のはたらきをたすける、というのがこのお正月明けの季節に嬉しい効果。

気の巡りを良くする、というとわかりにくいですが、みかんは香りのいい食材。香りを楽しむことでストレスを発散するイメージ。外側の皮の部分に香りの成分が多く含まれるので、皮の香りも楽しんで食べると効果が出そうですね!

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陳皮

ちなみに、みかんの皮から作られる「陳皮」は生薬として使われますが、その話はまた別の機会に。

栄養学的な働き ダイエットや美容にも!

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エネルギー:45kcal
たんぱく質:0.7g
脂質:0.1g
炭水化物:11.5g
食物繊維:0.4g  
(いずれも100g当たり)

Ⅿサイズのみかん1個の可食部(皮などを除いた食べられる部分)はだいたい35gぐらいなので、1個当たりのカロリーは34kcal
もう誤差の範囲ですね。ダイエット中のおやつとしては優秀。

そして特筆すべきはビタミンCクエン酸、でしょうか。

みかんの栄養① 新陳代謝に必須のビタミンC

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ビタミンCは体内で合成できないので、食べて摂るしかない栄養素のひとつです。また、コラーゲンを生成するときに不可欠なビタミン。コラーゲンと聞くと、「美肌」のイメージですね。コラーゲンは肌のハリを保つほかに、骨や皮膚、血管をつよくするために必ず必要な成分です。

ほかに、抗ストレスホルモンと言われるコルチゾールやアドレナリンの合成を助けるので、ストレスがかかるとビタミンCの必要量は増えます。
そういえば、薬膳的な働きでもイライラやうつうつした気分にいいとありましたね。

ビタミンCにはアルコールの分解を助ける働きもあるので、同じくアルコールの分解の助けになる水分&糖分を含むみかんは、お酒を飲んだ日にも良さそう。私はソムリエをしている&飲みに行くのも好きなので、お酒を飲んだ日はみかんを食べるようにしています。二日酔いになりにくい、気がします。笑

また、メラニン色素(しみやそばかす)の合成を抑えたり、鉄の吸収を助けたり…なくてはならない栄養素なので、みかん美人になれそう!

みかんの栄養② 疲れを取るクエン酸

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柑橘類に多く含まれるクエン酸。
すごいのが、三大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)を代謝といってエネルギーに変えるための着火剤的な役割をしてくれます。

クエン酸回路、という自動車のエンジンのような回路が人の体のミトコンドリアの中にあるのですが、その名の通りその回路をまわすにはクエン酸の存在が必須。この回路がうまく回ることで疲労の回復、ダイエット、筋肉痛防止などの効果が期待できます。
疲労回復にいい、というのはついつい無理しやすい年末年始に嬉しい効果ですね。

チェックしておきたい「みかん」な情報

本屋に並ぶたくさんの書籍でもご存知の方もいるかもしれません、CoCo美漢方という漢方相談薬局の田中友也先生。トースターでつくる焼きみかんをおすすめされています。
10分は待てん、という私のような方は電子レンジで温める方法も。
爆発しないように軽く皮を破ってからレンジ600Wで20秒ぐらいでほかほかになります。(サイズによります) みかんの涼性(少し体を冷やす性質)も緩和されそうですね!

てまり@美養家 さんのこちらのツイートも素敵ですね。アロマ、香りの力を取り入れてごきげんに過ごす。私もぜひ日々の暮らしに取り入れたいですが、なかなか難しいなぁと思っていました。アロマオイルとかよくわからない…。でも、みかんの香りで癒されるのも立派な養生ですね。

ちなみにてまりさん、めっちゃビューティーな方でたくさん情報発信もされているので要チェック。髪がきれいで憧れる…!

風邪ひいたらみかん食べて太陽に向かって走れ

というのは明石家さんまさんの言葉ですが、様々な効果を見ていると、案外それで風邪も治るのかも、なんて思っちゃいますね。笑
風邪予防にもみかんはいいですが、もし風邪をひいたら太陽に向かって走るよりもぬくぬくと布団にくるまって寝ることをおすすめいたします。(さんまさん、ごめーん)

明日がもっとごきげんになりますように。

この記事を書いた人

編集長 まぐ(やまぐち あつこ)
現役ワインソムリエ、元病院管理栄養士。大阪在住の30代独身。
20代は病院、福祉施設、イタリアンバル、八百屋などで掛け持ちもしつつ馬車馬のように働き、30歳からソムリエとしてイタリアンレストランで勤務中。興味あること多すぎの器用貧乏。#まぐの台所

参考
薬膳食典 食物性味表 / 日本中医食養学会 編著
旬の食材百科
文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)
栄養の基本がよくわかる図解辞典/中村 丁次 (監修)
基礎からしっかり学ぼう!管理栄養士国家試験の要点/栄養セントラル学院
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