冬は老ける季節?!頑張り過ぎないセルフケアでごきげんな春を。

年が明けて、ますます寒さが厳しい毎日。一年のうちでもっとも寒さの厳しいこの時期、冬の養生(自分を整えるセルフケア)のコツをお伝えします。

冬の養生のコツ

画像を拡大表示

冬の養生法のコツは
▼働き過ぎない、▼運動しすぎない、▼汗をかきすぎない、▼早寝遅起き
などがあります。

冬の特徴は「寒さ」「乾燥」。寒さは体を動かすエネルギーを奪い、乾燥は体のうるおいを奪います。人間の体にとって一番負担の大きい季節です。したがってこの時期は、いかにダメージ少なく乗り切って春につなげていくかが重要です。
漢方(中医学)で冬は「閉蔵へいぞう」といい、字の通り蔵を閉じてこもる季節、といわれています。動物が冬になると冬眠するように、人間の体も冬は蓄えモードに入ります。そのためこの時期はあまりエネルギーの消耗のし過ぎはよくありません。

画像を拡大表示

寒い時期なので、ホットヨガなど温かい環境でするヨガなら良さそうに思うかもしれませんが、汗のかきすぎは体のうるおいを減らすだけです。適度に体を動かすことは大切ですが、汗のかき方を運動の目安にするのはやめましょう。体を動かして汗をかいたら必ず拭いて湿った衣服はすぐに着替えてください。
運動不足を解消したい場合は、晴れた日は散歩を。寒い日はお部屋の中でできるラジオ体操や簡単なストレッチなどでこまめに血行を良くするように体をほぐしてください。

新年!エンジン全開!!…は禁物?

新年を迎え、「今年はこれを頑張るぞ!」と年頭に目標を立てた方も多いと思いますが、無理は禁物ですよ。心のエンジンを吹かせるのはもう少し暖かくなってからでも大丈夫。

冬場は早寝早起きではなく、早寝遅起きがおすすめです。遅起きといっても6時半か7時くらいが目安です。太陽の昇っていない寒い時間帯に無理に起きようとせず、他の季節より少しゆっくりベッドの中で体を休めてください。

冬の間にしっかり行動のエネルギーを蓄えておくことが養生のコツになります。

鍋料理も立派な薬膳。冬の食養生。

画像を拡大表示

この季節は極力生野菜を摂らないようにします。つい習慣で食べてしまうサラダやお刺身、お寿司、氷入りの飲み物、アイスクリームなどの体温以下のものは極力避けた方が良いですね。
常温なら良いかなと思いがちですが、この時期常温の水は17、18度、体温より20度近く冷たいです。できれば温かい飲み物を心がけたほうが不調が起こりにくいでしょう。
肉類は体を温めるのでしっかりと摂ります。手軽に調理できて肉や野菜もしっかりとれる鍋料理がやはりおすすめです。部屋も体も温まりますからね。

秋に補給した潤いを減らさないように、体を冷やさないよう温める食材選びを意識してみましょう。

うるおいを補う食材黒ごま、白ゴマ、豆腐、黒豆、黒キクラゲ、白キクラゲ、里芋、百合根、白菜、山芋、昆布、豚肉、卵、カニ、エビ、牡蠣、蜂蜜など
体を温める食材生姜、なつめ、シナモン、八角、などのスパイス。栗、くるみ、鮭、うなぎ、羊肉、鹿肉、牛肉、鶏肉、紅茶、ほうじ茶など

画像を拡大表示

クリスマスから年末年始とご馳走を食べるシーズンでもありますので、そんな時は自分の胃腸の調子を確認しながら、時間がきたからと言って無理に食事せず、一食抜いてみるのがお勧めです。
特に花粉症のある人は、年末年始時期からバレンタインぐらいまでにご馳走を食べすぎでいると春先に症状が出やすくなりますのでご注意ください。

冬は老ける?アンチエイジングに力を入れたい季節

冬は、五臓六腑じんと密接な関係にあります。「腎」は皆さんの知っている腎臓だけでなく、「生命力の源を貯蔵する」という働きがあり、成長、発育、生殖などに深く関わっています。 簡単に言うと「腎」はアンチエイジングのカナメであります。
腎は非常に寒さが苦手な臓器です。この時期、毎日冷たいものを口にしたり、シャワー生活をしたり、生足で過ごすなど〝冷やす〞生活をしていると、一気に老化が加速します。冬の寒さは、そんな「腎」の働きを低下させて、足腰が弱くなったり、生殖機能が低下したり、記憶力が低下したり、耳のトラブルが増えたりと老化が進みやすくなります。

冬の養生=腎を大切にすること。そのためには体を内側からも外側からも冷やさないこと。冬に老けたくない人は養生を心がけてください。

冬は心も弱りやすい季節

画像を拡大表示

冬は最も季節性うつ病が発生しやすい時期だと言われています。寒さ日照時間の短さが理由です。
日光には、うつを抑制するホルモン(セロトニン)分泌を活発にする働きがあります。冬場は日光不足になりやすいので、天気の良い日はなるべくできれば午前中の日光に当たりましょう
外に出られない時も日差しの入る窓辺で日光に当たるの構いません、背中にぽかぽかとお日様を受けるだけでも陽気を蓄えることはできます。

お日様の少ない季節にはアレコレ思い悩まず、暖かくなったら何をしようか、楽しい計画を立てたりしてのんびり過ごしてくださいね。

冬の養生 まとめ

  • 冬は頑張り過ぎない。汗もかきすぎない。早寝遅起き。
  • 体温以下のものを食べる、飲むのを避けよう。
  • うるおいを補う食材、体を温める食材をうまく取り入れよう。
  • 寒さが苦手な「腎(じん)」をいたわって、老化しやすい冬を乗り越えよう。
  • 日に当たって、ごきげんにすごそう。

この記事を書いた人

タケウチアツコ
関西在住40代漢方薬剤師。二児の母。特技ミシン。
今年の目標はオーダーメイドカンポウ茶を多くの人に知ってもらう事。
自宅マルシェも主催するパワフル薬剤師!めぞめぐイチのしっかり者…と見せかけて永遠の妹キャラ。

一覧へ

カテゴリー

タグ

LINE

メゾンドメグリはLINE公式アカウントより
情報を更新しています。

LINE友達追加はこちら

CONTACT

ご依頼・ご相談はコンタクトフォームより
随時受け付けています。

お問い合わせフォーム